校長挨拶
あいさつ
令和6年4月
朝霞市立朝霞第二中学校
校長 土 橋 徹 嘉
令和6年度がスタートをしました。教育振興基本計画では2040年以降の社会を見据えた持続可能な社会の創り手の育成と日本社会に根差したウェルビーイングの向上を総括的な基本方針・コンセプトして掲げています。身体的・精神的・社会的によい状態であり、短期的な幸福のみならず、生きがいや人生の意義などの将来にわたる持続的な幸福を含む概念です。その要素として、幸福感(現在と将来、自分と周りの他者)、自己肯定感、学校や地域でのつながり、協働性、利他性、多様性への理解、サポートを受けられる環境、社会貢献意識、自己実現、心身の健康、安心安全な環境などがあげられ、教育活動を通じてこれらを向上させていくことが重要であるとしています。一方で、人工知能の飛躍的な進化により社会や職業の在り方そのものが大きく変化することも指摘されており、これからの学校教育において、社会の変化に柔軟に、且つ、たくましく、そして、しなやかに生きていく力を育んでいくこと、生徒が未来のつくり手となるために必要な資質・能力を育むことも重要であると考えます。
本年度、生きる力の理念の具体化に向けて、主体的・対話的で深い学びの視点での授業改善、一人一台端末を活用した学びの在り方の研究等々、これまでの取組を継承しつつその充実を図ってまいりたいと思います。
学校教育目標は、校訓「自治 友愛 真実」のもとに「自ら学ぶ生徒、心豊かな生徒、心身を鍛える生徒、勤労を尊ぶ生徒」です。また、目指す学校像ですが「一人一人が輝く 活気と潤いのある学校」を掲げました。
教職員一丸となって叡智を絞り、信頼される学校となるよう、誠心誠意努めてまいりたいと存じます。
今後とも、保護者や地域、学校運営協議会、関係諸機関の方々の協力をいただき、生徒のよりよき成長のために力を尽くしてまいります。どうぞ、よろしくお願いいたします。